古くて新しい街、カイムキ

 

カイムキという名前はハワイ語では、カ・イム・キーというように音が分かれます。「カ」は英語のTheにあたる語で、「イム」は土を掘って作った古代ハワイのオーブン、「キー」は ティーリーフの名前で知られるティーの木のこと。その木の根っこを焼くと、甘いキャンディーのようなデザートができるということで、昔、キーの根を焼くオーブンがいくつもあったことから、カイムキと呼ばれるようになりました。

 

そんなカイムキですが、ワイキキ方面から行くとゆるやかな坂道のワイアラエ・アベニューを登る感じになっていて、その一番高いエリアがちょうどカイムキの中心部。ワイアラエ・アベニューの山側には住宅の立ち並ぶ小高い丘がありますが、ここはその昔カメハメハ大王が利用していたんだそう。まだハワイ王国ができる前、ハワイ島の王様だったカメハメハ大王がマウイ島を陥落させ、オアフ島にまでやってきました。ワイキキに上陸してオアフ軍との戦いの準備をしていた時に、敵が海からやってこないか見張る場所として、このカイムキの丘を使ったんだとか。うーん、戦いに備えて見張りがいた所と聞くと、海も丘もなんだか違って見えてきそうです。

 

カイムキはワイキキとカハラ地区の間にあって、地元の方々が暮らす住宅地。通りの名前に5thアベニューとか12thアベニューなど、数字が使われている通りがあるのも特徴です。カイムキのメインストリート「ワイアラエ・アベニュー」にはロコが集まるB級グルメやかわいいショップなども多く、値段もリーズナブル。新しいレストランやおしゃれなショップも増え、これからますます楽しみなエリアです。