Ted's Bakery はパイだけじゃないのです

Ted's Bakery(テッズ・ベーカリー)といえばチョコレート・ハウピア・パイ!と自動的に反応してしまうほどその印象が強く、私自身もチョコレート・ハウピア・パイのファンなものでスーパーで見かけるとついついスライスを買ってしまいます。

 

でもテッズではパイの製造販売だけをしているわけではありません。もっともっとたくさんのフード類を販売してオアフ島ノースショアのサンセットビーチにある店舗はいつもお客さんで賑わっています。

 

このテッズ・ベーカリー、日系のファミリーが運営しているビジネスで、今年でオープン31周年目となる老舗ショップ。住所はハレイワですが、実際にお店のある場所はショップやレストランが多く集まるハレイワタウンからは車で15分くらいのところにあるサンセットビーチのすぐそばです。ベーカリーと名前がついていますが、扱っている商品はパイやペストリーなどのベイク製品だけでなく、実はプレートランチやハンバーガーなどの食事メニューも人気で、クリームパイがついてくるスペシャルプレートランチメニューなどもあります。ショップのすぐ裏手にある工場で毎日1,000個を超えるパイやケーキが製造されているとは思えないほど、ローカル色豊かでレイドバックな風景に溶け込んでいます。

 

1956年におじいさん、おばあさんがSunset Beach Storeというコンビニエンスストアを始めたそう。当時のモノクロ写真が店内に飾ってあります。30年続いたそのビジネスを1987年にトーリさんのお父さんのテッドさんとおじさんが引き継ぎ、テッドさんの調理の技術をいかしてフード類を多く扱うようにして名前をTed’s Bakeryに変えたんだとか。そして1990年にトーリさんのお父さんがパイを作って売り出したのが、テッズ・パイの始まりでした。

 ハワイへの移民の方が始め、何十年たった今も継続しているビジネスというのはどの分野でも本当に創業者の方が懸命に働き、その姿を見てきた後継者の人たちもずっとがんばってきたという歴史があります。テッズ・ベーカリーもまさにそうで、ファミリービジネスとしてみなさんが一丸となって協力してビジネスを大きくし、テッズさんがそろそろリタイアかな、というタイミングで娘さんのトーリさんが後を継ぐことを決めました。日系4世で、サンセットビーチがホームタウンのトーリさん。お店と共に育ってきて、高校生になってからは実際にお店も手伝っていたそうで、トーリさん自身テッズ・ベーカリーへの思い入れが深いのは当然ですよね。これからもっとビジネスを大きくしていきたいと言っていました。